間違い探し
今回もまず画像をお見せします
![止水栓画像](http://suidou-dr.net/wp-content/uploads/2020/02/IMG_3434-768x1024.jpg)
とあるお宅でトイレの交換工事を行う際に撮った画像です。
パッと見ると、よくあるウォシュレットへの分岐が付いた止水栓です。
もうちょっとアップにしましょうか
![止水栓画像](http://suidou-dr.net/wp-content/uploads/2020/02/IMG_3434-2-1024x786.jpg)
これも実はアルアルの部類なんですが、これのどこが間違いかわかりますか?
水道屋さんでわからない人がいたら、ちょっと恥ずかしいヤツです。(笑)
これの間違いは、ウォシュレットのチーズ(Tの字のモノ)を付ける時にシールテープを使用
している事です。器具間同士の接続は平行ネジになっているので(例外もアリ)、正しい施工はパッキン止めですね。
シールテープはテーパーになっているオネジに巻くものなのです。水道屋であれば、だいたい若い見習いのうちに学ぶような基本のキなのです。ですが、これも意外と多い事例なんですよね~。
なじみの町の電気屋さんからウォシュレットを購入して、取り付けも電気屋さんにお任せしたパターンでよく見ます。
これを取り付けた人はどんな方かは分かりませんが、こんなのを一瞬見ただけで仕事っぷりがわかっちゃいますね。
ニップルと止水栓の結びのシールテープもビロ~ンとなってキレイじゃないし…
経年劣化でサビやホコリが溜まるのは仕方ないけど、こんな雑な仕事が何年もの間、こうやって晒されるんですから、恥ずかしい仕事はできないなと、改めて感じさせられた現場でした。